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10秒の泣き笑い ご意見科 アーカイブ

生きる意味  (くるみ5歳)

賑やかな明るい日もあれば、それぞれテンションの低い日もあり、喧嘩あり笑いあり。母親である私は、どんな日でも皆が集まり、傍にいることが一番幸せだなぁと感じています。
先日、長女(高校3年生)との何気ない会話の中で、
長女 「人って何のために生きてるん?って思う時ない?」
母 「あるある!いくら頑張ってもうまくいかない時や、先が全く見えず不安な時!ママも人生で何度も、自分が何の為に生きてるんやろう……と考えてしまったことあるよ。」

傍らで聞いていたんでしょうね。一番末の娘(年長児)が、
末娘 「人はな、誰かを助ける為に生きてるんやで。」
私も長女も、驚きと同時に、一瞬で心が温かくなり、何十年も生きていて明確な答えが見つからなかった歯がゆさも消えてしまいました。
なるほど!生きるって、誰かを助けるためなのね。人は皆、環境や立場、それぞれ生きることへの思いは違うと思うけれど、わたしたち家族にとって大切な言葉として深く心に刻みこまれました。
(2019/12/23掲載)
5歳のくるみちゃんが考えた「生きる意味」。人それぞれでしょうが、1年の締めくくりに、「自分は何のために生きているのか」を考えてみてもいいのではないでしょうか。

おうちでは  (るり5歳)

幼稚園から帰ってきて着替えなどもせず、「やってー。」と甘える娘に、
母 「もう年中さんなんだから、お着替えや片付けは自分でできるでしょ!!」
と軽く喝を入れると、
娘 「わたしはね、幼稚園でも太鼓やったりマラソンしたり、着替えでもなーんでも、一人で頑張ってるの。だから、おうちではお母さんに甘えたいの。」
母 「そうなの?」
娘 「お母さんだって、お仕事から帰ってきて疲れてるから、おうちでは、ゆっくりしたいでしょ?わたしもそういう時あるの。」

確かにそうだなと思い、娘の甘えを受け入れ、ゆっくり過ごしました。
(2019/12/16掲載)
確かに、るりちゃんの言う通り。自分でできることでも、家ではちょっと甘えて誰かにやってもらいたいときってありますね。これは、子どもも大人も同じだと思います。

お兄ちゃん  (とおる4歳)

買い物帰り、抱っこをせがむ息子に、
母 「もう大きいんだから、がんばって歩いてね。」
帰宅後、夕食の手伝いをしたいという息子に、
母 「まだ小さいんだから、包丁は危ないでしょ。」
子 「じゃあ、僕はいつがお兄ちゃんなの!?」

息子なりに、不満があることを知らされました。
(2019/12/9掲載)
幼児期の子ども達は、大人の理屈で、ある時はお兄ちゃん扱い、ある時は赤ちゃん扱いをされます。子ども達は、きっとみんな不満でしょうね。でも……。

ごめんね  (あみ5歳)

子供が、「あんたがったどこさ」とボールで遊んでいた時のこと。
娘 「ねえママ出来たよ見てー。」
母 「ほんと、すごーい出来たねー。」
娘 「今度はママが歌ってー。」
母 「えー、ちょっと今忙しいから、また後でね。」
娘 「わかったー。」

しばらくしてから、
娘 「ねえママ、もういい?歌ってよー。」
母 「うん、わかったから、ちょっと待ってって言ってるでしょ。」
娘 「なんでママ、怒って言うの?待ってるのは、あみちゃんの方なのに、1回だけでいいから歌ってよー。」
母 「ごめんね、言い方が悪かったね。歌うからボールして見せてね。」

前から練習していて、やっと最後まで出来て、嬉しくて見せてくれたのに、そんな気持ちに気付かず、反省しました。
(2019/12/2掲載)
あみちゃんの言う通りです。言うことを聞いてちゃんと待っていたのですから、やさしく言わないといけませんね。二人で仲良くボール突き、できたかな?

一生懸命な気持ち  (はな5歳)

夏の暑い夜、そろそろ寝る支度をしようと、子供と一緒に布団を敷いていたら、5歳の娘が、
娘 「今日は自分ひとりでシーツを敷いてみる!」
と言い出しました。私が、
母 「大丈夫?一人で出来るの?」
と聞くと、
娘 「大丈夫!!」
との返事。
母 「それじゃあ頑張って一人で敷いてみてね。」
ところが、何度やってもうまく敷くことが出来ず、娘の顔は真っ赤になり、汗もびっしょりです。その姿を見て私が、
母 「今日はママが敷くから、もういいよ。」
と言うと、娘は目から大きな涙をこぼし、
娘 「ママは一人で頑張ってる一生懸命な気持ちがわからないの!?」
と泣き出しました。
私は、家事を早く済ませてしまいたい思いで言ったことが、娘の頑張る気持ちを傷つけてしまいました。もう少し大きな心で、見守ってあげられたらよかったな……と、反省したできごとでした。
(2019/11/25掲載)
「家事を早く済ませたい!」と思うお母さんの気持ち、よくわかります。そうなると、我が子の心の中の思いを、思いやるゆとりがなくなってしまうのですよね。子どもの意欲を潰さないように気をつけましょう。

ごめんね  (たいち3歳)

ある日の夕方、
子 「お泊りが終わった日のお母さんは、ぷりぷりしてて嫌い。」
怒った様子で、今にも泣き出しそうな息子。その日は、仕事(夜勤)が忙しく、クタクタの状態で帰宅。その後、夏休み中の息子たちと夕方まで遊んだ一日でした。そして、
母 「何でそんなこと言うのよ。夜寝ないで働いてきたのに。」
大声で言ってしまいました。
子 「ぼくだって、お母さんがいなくて淋しくて、ちゃんと寝てないんだから。」
と息子は大泣き。いつも、「いってらっしゃい。がんばってね。」と笑顔で見送ってくれる息子。でも、私がいない日は、淋しくてとても長い夜なんだと痛感しました。忙しさと疲労のため、心にゆとりがなかった私。涙があふれ、息子を抱きしめました。
「ごめんね。ごめんね。」
(2019/11/18掲載)
笑顔でお母さんを送り出しても、実は心の中では、「行かないでー」と泣いている子ども達は、多いように思います。疲れて帰ってきたお母さんはしんどいでしょうが、その気持ちは、しっかり受け止めてあげてくださいね。

おうちでも優しい顔だよ  (みつえ4歳)

子 「ねえ、ママ、みっちゃんのお話、ちゃんと聞いてる?」
少し疲れて、
母 「うん。」
子 「ねえ、ママ。何でお友達と話すみたいにニコニコ優しくしてくれないの?ママはみっちゃんのママで、お友達のママじゃないでしょ!いつも恐い顔しないで、お家でもやさしい顔してよね。」

そう言われてみると、外にいるときの顔と、家にいるときの顔はだいぶ違っていました。これからは、できる限り家の中でもスマイルを心がけるね。
(2019/11/11掲載)
外に出ると、ちょっとイラッとしても、周りに知り合いがいれば、作り笑いをしがちですが、わが子に対しては、かなり恐い顔になることが多いのは何故なんでしょうね。

ごめんね、やっくん  (やすひら3歳)

夕餉の支度で忙しい最中、「ママが好き。」とまとわり付く泰平。
母 「お姉ちゃんと遊んでいてね。」
子 「ママが好き。」
母 「いいから、向こうへ行きなさい。」

と大声に。
子 「僕は、怒られるために生まれてきたんじゃないもん。」
と目には大粒の涙。
ごめんなさい。
(2019/11/5掲載)
自分が忙しい時に出てしまう言葉、「向こうへ行って!」。子どもの気持ちを思いやるゆとりを持ちたいですが、現実はなかなか厳しいです。気付いたときは、「ごめんね」の気持ちをこめて抱きしめましょう。

子供だから  (まさき3歳)

食事の時、
母 「こぼさない様にね。」
母 「ちゃんと、お茶わんおさえなさい。」
母 「ひじをつかないで食べて。」

と、いつもの様に子供に注意していると、
子 「なんでぼくだけ、おこられなくちゃいけないの?」
と主人の方を見ています。主人を見たら、
母 「……。」
何も言えない私でした。
(2019/10/28掲載)
子どもには細かいことまで注意するのに、夫には甘い?いやいや甘いと言うより、どうでもいいのか、諦めているのか……。でも、子どもからすれば、納得できませんね。

泣いたっていいでしょ  (なつき4歳)

この春、幼稚園に入園した娘。一ヶ月を過ぎた頃から、朝夕泣くようになってしまいました。忙しい時間帯に重なってしまい、ついいらついて
母 「もうっ、泣かないの!」
娘 「私、幼稚園で泣かないで頑張っているんだから、おうちで泣いたっていいでしょ。」

そうだよね、娘だってがんばっているんだよね。親の都合で泣かないでいい娘でいるように願うのは勝手すぎるなあと反省させられた言葉でした。
今でも時々泣くけど、娘の言葉を思い出し、「娘はがんばってる。怒らない、怒らない、がまん、がまん」と、心の中でつぶやいています。
(2019/10/21掲載)
園は楽しいところではあっても、多くの人との集団生活。我慢すること、譲らなくてはいけないことも多々あり、子どもなりに疲れ、甘えたくなることもあるのでしょうね。

つかれちゃった  (ながき4歳)

就寝時間をとっくに過ぎたのに、兄の宿題の見届けが終わらない母を、何度も呼びに来て待っていてくれる成。やっと仕上げ歯磨きまで終えて成の待っている布団に入ると、
「成ね、いっつもいい子にしてて、ちょっとね、つかれちゃった。」
と一言。いつも母を喜ばせようとしたり、困っているとさっと手助けをしてくれたりする優しい成。「待っててね。」とお願いすると、駄々をこねることもなく大人しく待っていてくれる成。思わずぎゅっと抱き締めて、
「疲れたらね、お母さんの所でゆっくり休めばいいから。」
と言いました。
(2019/10/15掲載)
聞き分けのいい子に対しては、親も先生もガマンさせることが多いですね。でも心の中はヘトヘトかもしれないことに気付かないといけないと思います。

おともだち  (たかのり4歳)

子 「とっても楽しかったぁ。」
と幼稚園から帰ってきてからの第一声。お友達の名前を次々と言っていたので、
母 「孝則は、お友達がたくさんいていいね。お母さんもお友達になってもらおうかな。」
と私が言うと、
子 「うーん。お母さんはちょっとだめかな。」
母 「どうして?」
子 「人にいやな事をしてはいけないから。」
母 「いやな事って何?」
子 「怒ったりしてるでしょ。」

日頃の私の態度で、子供は友達になれないと判断したらしく、私も、もう少しやさしく接するように心掛けようと思いました。
(2019/10/7掲載)
たしかに、人が嫌がることをする人とは友達になりたくないですね。孝則君は、「この人は友達としてOK」「この人はダメ」と、自分の基準で判断しているんですね。

大人なんだから  (みう5歳)

ある日の食卓での事。
母 「こぼさないように食べないとダメよ!!」
娘 「分かってる、分かってる。」
母 「ほらほら、遊びながら食べるから、ポロポロこぼしてるよ!!」
(怒)
そんな会話をした数分後、下の子に食べさせていた私がお茶をこぼしてしまいました。すかさず娘は、
娘 「大人がこぼしてどうするのよ〜。大人なんだから気をつけないと・・・。子供は大人から怒られるけど、大人が悪い事をした時は、誰が怒るの?」
仕方なく娘に怒ってもらいました。
(2019/9/30掲載)
子どもが粗相をすると、お母さんは、反射的に「何してるの!」と怒ってしまいがち。でも、大人も失敗するんですよね。怒られるのは、やっぱりつらいですよね。

あれ それ  (あずさ4歳)

3人兄弟で末っ子のあずさ。
娘 「ママ、あれとって。」
母 「あれって何?あれじゃ分からないよ。」
娘 「それだよ。それ。」
母 「あずさ。あれとかそれとかじゃ分からないの。ちゃんと言いなさい。お兄ちゃんのまねしないの。」
娘 「お兄ちゃんのまねじゃないよ。ママがパパに何か取ってもらうときに、いつも言ってるじゃん。」
母 「……。」

何気ない会話を娘はちゃんと聞いているのね。お母さん反省します。
(2019/9/24掲載)
子どもって本当に親のやることを見、そして聞いていますね。更に、そのよくない部分を真似する傾向にあるようです。どうせなら、良いところを真似してほしいですよね。

プラスの言葉  (しゅんすけ6歳)

ひらがなの練習をみていた時、書き順や形がいびつなことが気になり、ついつい注意してしまいました。何度か注意した時に、
子 「ママは、どうして『違うよ。』しか言えないの。きれいに書けている字もあるでしょ。『上手だね。』は言えないの。」
と涙声で言われました。
一生懸命練習にとりくんでいる事だけでもすごいのに、注意ばかりでは、子供も嫌になりますよね。できているところも言葉に出してほめていきたいと思いました。プラスの言葉をたくさん使ってあげたいです。
(2019/9/17掲載)
どういうわけか、お母さんの目には、わが子の出来ていないところの方が、出来ているところより、早く、強く飛び込んでくるので、指摘や注意が多くなります。これでは、子どもは辛い。辛すぎる!  しかし、他人は誉められても、わが子は難しい。頭では分かっていても感情のコントロールは簡単には出来ません。

お母さんってゆうのは  (なな6歳)

娘 「あ〜あ。私のお母さんが、ゆうちゃんのお母さんなら良かった〜。」
私 「何でなん?」
娘 「だって、宝物をくれたし、優しいから。」

すると、
兄 「だいたいお母さんってゆうのは、他の子・・・俺の友達とかには優しいけど、自分の子供には優しくないって決まっとるんやで。」
何て答えるのかなと黙っていると、少し沈黙した後、
娘 「うん。そう。自分の子供にはアンポンチンになって欲しくないから怒るん。」
ちゃんと分かってくれているみたい。なのに反抗的な態度なのは、私が感情的に怒るからかな・・・。反省します。
(2019/9/9掲載)
子どもも親心をわかってくれているんですね。よかった、よかった。

ありがとうは?  (ゆうと5歳)

佑人と二人で買い物に行った時、お店の人におもちゃをいただきました。
私 「ありがとうは?」
(少し怒った声で)
ゆうと 「ありがとうございます。」
お店を出た後で、どうして怒っているのか聞いてみると、
ゆうと 「ママ、先に『ありがとうは?』って聞かないで。ゆうとん、ちゃんと言えるから。」
ハッとしました。佑人は、自分の考えや感謝の気持ちをきちんと言える様になっているのに……。
きちんと子供の評価をしていなかった自分を反省すると共に、我が子の成長が嬉しいひと時でした。
(2019/9/2掲載)
挨拶やお礼の言葉を、すぐに言わないと、催促するお母さんは意外に多いですが、まずは、わが子の顔を笑顔で見つめてみましょう。それが合図になって、言えるような気がします。

魔法の言葉  (たすく4歳)

子 「ママ、"まぁいいか"って知ってる?」
と突然聞いてきた息子。何のことを言っているのかわからず、
私 「知らないから教えて。」
と答えると、息子は自慢げにこう言いました。
子 「教えてあげる!"まぁいいか"ってね、お友達が僕のおもちゃ壊しちゃった時、"まぁいいか"って言ったら仲良しになれるんだよ。すごいでしょう!魔法の言葉みたいだね!」
最近まで、お友達とおもちゃの取り合いをしては泣いて怒っていた息子が、少し大きくなったように見えました。
(2019/8/26掲載)
4歳にして、たすく君は、悟りを開いた感じがします。本当に嫌なこと、許せないこと以外は、人の行為に対して、「まぁいいか」と思えれば、争いも減り、心も穏やかになりますね。

ちゃんと見て  (ゆうな4歳)

夕食後、食器を洗っていた時のことです。
娘 「高くジャンプできるようになったよ。やるから見ててね。」
母 「へぇー?やってみて。」

私は、食器を洗いながら、顔だけ娘に向けて答えた。
娘 「やるよ。高くジャンプするよ。いち・にの・さん。」
母 「へぇー、すごいね。高く飛べたね。」
娘 「見てなかったじゃん。お皿洗ってたじゃん。いつもゆうちゃんが、見てっていっても、ずっと見てくれないじゃん。洗うのもダメ。智君抱っこするのもダメ。洗濯物たたむのもダメ。ちゃんとずっと見て。」
母 「わかったよ。ごめんね。次はちゃんと見ているからやってみてね。」
娘 「うん。やるよ。いち、にの、さん!」
母 「高く飛べたね。すごい。」
娘 「すごいじゃろう。」

娘は自慢げに言いました。いつも下の子どものお世話やら家事に追われ、娘に「見て」と言われても、いつも何かしをながら見ていた。寂しかったんだね。娘の言葉にはっとし、娘の気持ちにようやく気づいてあげられました。深く反省した一日でした。
(2019/8/19掲載)
自分は真剣にやっているのに、お母さんが生返事だったり、きちんと見てくれていなかったら悲しいです。立場を逆転させて考えることも、たまには必要ですね。

待つことの大切さ  (まい5歳)

娘 「ママ、あのね。」
母 「なあに?」
娘 「今日、幼稚園でね、あのね。」

なかなか、本題に入らない娘につい、
母 「あのねはいいから、お話して。どうしてあのねって何回も言うの?」
娘 「あのねって言うときは、次に話すことを考えてるんだよ。ママが早くしてって言うから。」
母 「そうだったんだ。ごめんね。ゆっくりでいいから、たくさんお話してね。」
娘 「うん。」

嬉しそうに笑い、話す娘をみて、待つことの大切さを改めて感じました。
(2019/8/5掲載)
話したいことはたくさんあるのに、的確に言葉に出来ない幼児のお話には、「えーとね」「あのね」「それでね」が何度も出てきます。聞いている方は、ついイライラ。笑顔で、ゆったり待てるお母さん、日本中に何人いるかな?

朝のあいさつ  (かの4歳)

眠そうな目をこすり、娘が起きてきました。朝は大忙しです。
娘 「おはよう。」
母 「あっ、おはよう。」

ガチャガチャ洗い物、ピッピッと洗濯機の終了した音・・・。いつもの光景です。すると突然
娘 「お母さん、おはようはニッコリ笑顔でお顔を見るんやよ。」
と娘が悲しそうにそばに立っていました。
母 「ごめん、そうやよなぁ。」
いつも何となく言っていた朝のあいさつ。心に動きがなければ伝わらないよね。一日の始まりに笑顔で子供の顔を見て「おはよう」の心を伝える。とても大切なコミュニケーションだよね。ありがとう。
(2019/7/29掲載)
言えばいいのではありません。返事も挨拶も、きちんと顔を見て、笑顔で言ってこそ意味があります。4歳のかのちゃんが、そのことをしっかりお母さんに伝えましたね。

お母さんなら  (たから5歳)

めずらしく、実家の母と私が口論になりました。息子の前なので、派手に文句を言い合うわけにもいかず、母の小言に黙ってうつ向いていました。
祖母 「全く、そんな言い方されちゃあ、誰だって腹も立つわよ。」
母(私) 「……。」

息子に対して、物をハッキリ言い放つはずの母親と、どんな時でもやさしいはずの祖母に、
息子 「ばあばは、ママのお母さんでしょ?お母さんなんだから、もっと、ママにやさしくするんだよ。」
あまりの意外なかわいい説得に、思わず二人して感激し、すぐに仲直りが出来ました。
(2019/7/22掲載)
幼児は、ふだん叱られていても、いざと言う時は、やはりお母さんを守ってくれるんですね。

ことばは大切  (みと5歳)

忙しかった一日、ついつい、
「はぁー、つかれたぁ。」
意識しないで、つい口にしてしまっていた。そんな時、
娘 「もうママ、何回も疲れたって言っているよ。そんなに言っていたら、もっと疲れるよ。楽しかったって言ったら、楽しくなるよ。ことばは大切!」
普段から言葉遣いには気をつけて生活してきているつもりでしたが、改めて言葉の大切さを、娘によって気づかされた一日でした。
(2019/7/16掲載)
本当に「言葉」は大切です。言葉によって、気持ちが変わります。「疲れたー」や、ため息ばかりついていると、どんどん笑顔が消え、元気がなくなりますもんね。

さい!  (女子5歳)

子 「さい、さいって言わないで。」
母 「?」

ごはんをたべなさい。はやくしなさい。勉強しなさい。かたづけなさい・・・。日常の言葉は「さい」だらけだ。
待てよ。そのうち半分以上は、自分の時間の都合の為ではないか。夜、布団の上でぐっすり寝ている顔を見て少し反省。子供にとっても、親にとっても「今」という時間はとても大切。心にゆとりを持って長い子育てを楽しみたい。
「早く寝なさい。」
あーやっぱり難しいなぁ。
(2019/7/8掲載)
わかっているんですよね、お母さんも。しかし、わが子を見ると、ついつい命令言葉が出てしまうのです。やることがたくさんあって、時間が足りないからでしょうか?

頑張らなあかん  (まなみ4歳)

夏休みのホームクラスの送り迎えに、幼稚園でお手伝いする人に頼んで二回ぐらい連れて行ってもらいましたが、やっぱり「お母さんがいい」と言って泣き、私が送ることにした日のこと。幼稚園の門の前に着くと、
「お母さん、らくしようとしたらあかんで。真菜美だってらくしたいねんから……。人間は頑張らなあかんねんでなぁ!お母さん。」
と言われました。
「はい。」
と思わず返事してしまいました。言われた言葉の内容に驚かされました。帰って私の母親に話すと、子供の言葉とは思えないと言っていました。
(2019/7/1掲載)
本当に、4歳の子の言葉とは思えません。いつ、どんな場面で、まなみちゃんは、この言葉を聞いたのでしょう。それにしても、いいタイミング?で使いますね。

娘からのアドバイス  (さや6歳)

母 「お姉ちゃん、片づけなさい。」
長女 「もう、今やろうと思ったのに。」
母 「そう思ってるんだったら、早くやりなさい。」
長女 「ママに、そういう風に言われると、やりたくなくなる。」

夏休み毎日こんな会話を繰り返していました。そんなある日、6歳の娘とお風呂に入っていたら、
次女 「ママ、最近、顔こわいよ。どうしていつも怒っているの?もっと優しく『かたづけたら〜』とか、『もうちょっと頑張って』とかの方が、いいと思うよ。」
とアドバイスされ。ドキッ。とても反省させられました。
(2019/6/24掲載)
命令されると、とたんにやる気がなくなるというのは、大人も幼児も同じでしょう。さやちゃんの提案、とても参考になります。言い方1つですね。

見守る勇気  (こう4歳)

夏休みの預り保育に行きたいと言ってきた息子。
母 「だったら仲良しのお友達が行く日に一緒に行く?」
と尋ねると、
子 「ううん、一人で行く!そうしたら、あたらしいおともだちができるでしょ。」
親バカな提案をした自分を反省・・・。慣れない場所にも進んで飛び込んでいく息子の勇気と好奇心。これからも大切にしてあげたいと改めて考えさせられました。
(2019/6/17掲載)
4歳のこう君、立派です。こういう積極性が、大人になったとき、きっと花開くのでしょうね。「かわいい子には旅をさせよ」ですね。

元気なおばあちゃんに  (みな6歳)

わが家には、高齢になる曾祖父母がいます。お風呂上りに、娘の体をバスタオルで拭きながら、
母 「人は誰でも年をとると、体が自由に動かなくなって、一人でお風呂に入るのが大変になっちゃうんだよ。お母さんがおばあちゃんになったら、実奈ちゃん、お母さんのお髪洗ってくれる?」
子 「そんなこと言ってないで、元気なおばあちゃんになりなさい。」
母 「はい、わかりました。」

全く、娘の言う通りです。若々しいお母さんでいなければならないのに、今からそんな事を言っていてはいけないと、反省する母でした。
(2019/6/10掲載)
お母さんは、きっと、「うん、いいよ。」という返事を期待していたのでしょうが、見事に裏切られました。元気なおばあちゃんを目指すしかないですね。

しなさいは嫌だよ  (はるひ5歳)

おもちゃが散らかっていたので、
母 「晴、お片づけしなさい。」
と少し怒った口調で言ってしまいました。
子 「しなさいが付くと、嫌な気持ちになるんだよ。お片づけしてねって、優しく言ってちょうだい。」
と言われました。
私が、イライラしていたのを、敏感に察知したのでしょう。感情のままに怒るのではなく、愛情を持って言い聞かせようと、心に決めた出来事でした。
(2019/6/3掲載)
優しく言えば、子どもも素直になれるのが分かっていても、なぜかお母さんは、わが子に強い口調で言ってしまうのが日常です。どうしてなのでしょうね?

サイとゾウ  (にじ4歳)

小学校二年の長女が夏休みの宿題をしていて・・・
長女 「もう!この問題、『答えをカッコに書き入れなサイ』ばっかり書いてある。何々しなサイって、サイサイ、うるさいなぁ。ママと同じだね。早く起きなサイ、宿題しなサイって。」
(痛い所をつかれてドキッとしながら)
私 「ママは、そんなにしなさいって言ってるかな?」
長女 「言ってるよー。」
次女 「姉々、サイじゃなくてゾウにしたら?遊ぶゾウ、やるゾウって!ママも宿題やるゾウって言えば?」

命令口調が、自発のやる気言葉に変わり、反省した一時でした。
(2019/5/27掲載)
にじちゃんの提案は素晴らしいです。「サイ」が「ゾウ」に変わるだけで、状況が一変します。みんな、気合が入る気がします。

心の成長  (なおか2歳)

好き嫌いがハッキリしていて、人に対しても嫌なことがあると、「嫌い。」と言う娘が、ある言葉を境に、人に対してだけ、「嫌い。」ではなく「好き、嫌いね。」(好きだけど、今は嫌な気持ちだよ)と言うようになったのです。
それはお兄ちゃんの言葉で、喧嘩する度に「嫌い!」と言っていた娘に向かって、泣きながら、
「僕は大好きなのに、いつも(嫌いと)言われると、悲しいがいっぱいになって、嫌いになっちゃうよ!」
と。それを聞いて娘は泣き出しました。相手の気持ちがわかった瞬間でした。これからも色々な気持ちを、色々な経験をして一緒に育んでいこうね。
(2019/5/20掲載)
お兄ちゃんの言葉が、2歳のなおかちゃんの心に届いたのですね。「本当は大好きだけで、今はちょっと嫌い」。こんな心境になる時は、誰にでもあるような気がします。

休みの日は  (じんさい3歳)

子 「仁さん、明日、保育園お休みするよ。」
先生 「そうだね。明日、土曜日だね。」
子 「仁さん、その次も保育園お休みするよ。」
先生 「お休み楽しみなんだね。何するの?」
子 「仁さんね、お休みしてね・・・・ゆっくりする。」

保育園では、頑張り屋さんの仁くん。休みの日は、ゆっくりすごしてね。
(2019/5/13掲載)
家でも園でも、大人の指示が多く、それをこなしている幼児は、大人以上に疲れているかもしれませんね。

ありがとう  (ふみか3歳)

テーブルの上のものを片付けていた子供に気付くと、
娘 「ママ、『ふうちゃん、(おかたづけしてくれて)ありがとう。』って言って。」
母 「ふうちゃん、ありがとう。」
娘 「ちが〜うの!やさしい声で『ふうちゃん、ありがとう。』って言うの!」

今度は、抱っこして、やさしい声で「ありがとう。」と言うと、OKサインをしてくれました。
なにげない一言でも、心をこめて言うということを、教えてもらいました。
(2019/5/7掲載)
おざなりに言うのと、心をこめて言うのとの違いを、幼児は本当に敏感に察知します。子どもの心に届く言葉がけをしたいですね。

親の背中  (りゅうたろう5歳)

私がダイニングで紙とえんぴつを持っていると、
息子 「何してるの?」
母 「つぶやき。ママの宿題だよ。竜太郎の言った事を文にするの。何かつぶやいてよ。」
息子 「ママ。そんな肘をついてお行儀が悪い。僕の机を貸すから、するならきちんと机でしなさい。電気もつけなきゃ目が悪くなる。いい?わかった?」

それってママが言っている事だね。反省します。
(2019/4/22掲載)
お母さんの言うことを、よく聞いているということですね。また、いいタイミングでバシッと言えるりゅうたろう君。立派な先生です。

松木家のバトル  (みゆ6歳)

娘 「どうしてお母さんは、いつも怒るの?」
と、毎度のこと娘に言われます。
母 「お母さんも好きで怒りよるんじゃないんよ。」
と私もイライラしながら言い返します。
最近の娘は、私がお説教を始めると真似をします。
母 「床に物が落ちていたら、拾って片づけなさい。」
娘 「床に物が落ちていたら、拾って片付けなさい。」

最後には、
娘 「お母さん、うるさい!近くにおるならお母さんがすればいいじゃん。だまっとったら、この家は静かだよ。」
松木家のバトルは、この後も続きます。うるさいと思われても、いつか分かるときがくるのを信じて、声を張り上げます。
(2019/4/15掲載)
みゆちゃんの主張もわからないではないですが、お母さんは、日常生活の中で、ちょっとしたことにも気付き、行動できるようにしたいのでしょうね。なかなか難しいことです。

優しく言って  (かな4歳)

ある休日のことでした。
母 「加奈!トイレでしょ?早く行ってきなさい!」
娘 「うん…ママ…。」
母 「なあに、まだ行かないの!」
娘 「あのね…。」
母 「どうしたの。」
娘 「ママ。大好き。だからね…。」
母 「だから、何?」
娘 「もっと優しく言って。」

その一言を聞いた瞬間、私は自分が今、どんな顔で、どんな声のトーンで娘に接していたかを思い知らされました。
母 「そっか、ごめんね。トイレに行っておいで。」
娘 「うん!」

笑顔で促す私に、娘は笑顔で答え、トイレに一目散に走っていきました。
(2019/4/8掲載)
お母さんは、無意識のうちに、わが子を急かせているのかもしれませんね。そういう時は、きっと怖い顔になっていて、わが子に悲しい思いをさせているのでしょう。

チクチク、フワフワ  (ののか5歳)

ある食事中の時、食べこぼしていた娘を見て、
母 「食べ方がきたないよ。」
と言うと、
娘 「チクチク言葉は言わないで。」
「えっ?」と思っていると、
娘 「チクチク言葉はだめなんだよ。フワフワ言葉で言わなくちゃ。」
それなら何て言ったらいいんだろう…と考えて、
母 「もう少し気をつけて食べようか。」
と言い直しました。
娘からの一言で、どんなときでも相手に思いやりを持って発言しないといけないなぁ、と考えさせられた出来事でした。
(2019/4/1掲載)
同じ意味のことを言っても、相手の心に素直に入っていくか、反発してハネ返されるかは、言い方一つなんですね。自然にフワフワ言葉が言えるようになりたいものです。

頑張れ!  (ももな4歳)

先日、球場へ野球観戦に行った時のこと。応援しているチームがピンチになり、
私 「桃ちゃん、『頑張れ!』って応援してあげて。」
娘 「頑張ったの?」
私 「頑張ったんじゃなくて、今頑張ってるから応援して。」
娘 「今頑張ってるのに、もっと頑張れって言うの?ももなは、頑張ってるのに、もっと頑張れって言われたくない。」

と言われて、返す言葉がありませんでした。
(2019/3/25掲載)
精一杯頑張っているのに、「頑張れ!」と言われるのは、「辛い」と感じるのかもしれません。大人はいつでも励ます時は、「頑張れ」と言いますが、幼児は言葉に対し、もっとデリケートなようです。

親育て?!  (りんな5歳)

先日、家事と子どものことを終わらせて、思わず、「はぁー」と大きなため息をついてしまったときのことです。
娘 「ねぇ、お母さん。子育てってたいへんなの?」
私 「うーん、そうだねえ。何で?」
娘 「わたしもね、お母さん育てるの、たいへんなの。大好きだけどね。」

と笑顔で答えました。
確かに、私も、「親の気持ち」を子どもに育ててもらっているなあと思い、自分も笑顔で子育てだなと、改めて思いました。
(2019/3/18掲載)
「子育ては大変」と多くのお母さんは思われるでしょうが、実は、幼児も同じように、「お姉さんをお母さんに育て上げるのは大変」と、思っているかもしれませんね。

ママっていいなあ  (しずか5歳)

朝食を食べている時、私が味噌汁の入ったお椀をひっくり返してしまいました。
母 「わあー、やっちゃった!大変大変。」
あわてて片づけていると、
子 「ママっていいなあ。だれにもおこられなくて。」
子ども達がこぼしたりすると、「だめでしょ!もう、ちゃんと食べなさい。」といつも言っているからでしょうね。
(2019/3/11掲載)
自分の失敗には甘く、他人(わが子)には厳しい。ほとんどのお母さんがそうです。子どもは、「ママっていいなあ。」と一日に何度も思っているかもしれません。

怒らないでね  (こうへい5歳)

夜、ベッドに入ってから、
母 「こうちゃん、ママのこと好き?」
と聞くと、
子 「分からない。」
と答えたので、どうしてか聞くと、しばらく考えてから、
子 「だって、ママ、怖く怒ると、こうちゃん、固まっちゃって怖くて泣いちゃうんだ。それで悲しくて、寂しくなっちゃうんだよ。だからママ、怒らないでね。」
と泣きそうになりながら話してくれました。つい、長男だからと、何かにつけて叱っていたのを反省しました。また、叱るのではなく、感情的に怒ってもいたように思います。その夜は、いつもよりギュッと抱きしめて、一緒に寝ました。
(2019/3/4掲載)
わが子の言葉を、こんなに素直に聞けるお母さん、素晴らしいですね。こうへい君も、思い切って言った甲斐がありました。この夜は、きっと熟睡できただろうな。

ほら、ね  (はな3歳)

娘が、お兄ちゃんがお茶をこぼしたのを見て、
娘 「ほら、(よそ見をするから)ね。」
私が何か失敗したのを見て、
娘 「ほら(いそぐから)ね。」
母 「ほらね、って誰のまね?」
全員 「ママ。」
母 「えー。言ってる?なんか失敗した時に言われると、あまりいい気分じゃないね。」

自分が言われてみると、責められているような気持ちです。たった3文字、どうせ使うなら、こぼしたのをきれいに片づけた時、泣かなかった時、「えらい」「すごい」を使おうと、強く思いました。
(2019/2/25掲載)
確かに、たった3文字でも、言われた時、心に残る思いは、全然違いますね。一言の重みを感じます。子どもが素直な気持ちになれる言葉を、心がけたいですね。

口ぐせ  (ゆうき5歳)

息子「だって、めんどくさ〜い。ママがしてぇ〜。」
どんなに褒めてみても、怒ってみても、慰めても、なかなか、お片付けや準備、お着がえなど、進んでしてくれません。
私 「『めんどくさい。』ばっかり言わないの!」
息子 「大人になったら、言ってもいいんでしょ。」
私 「え??」
息子 「だって、ママ、いっつも言ってるよ。」
私 「・・・・・。」

まずは、自分が言わないように、気をつけようと反省させられました。
(2019/2/18掲載)
「人のふり見て…」ではありませんが、「子の言葉を聞き、わが言葉を直せ」ですね。子どもは、親の欠点までも強い力で吸収するようです。

お口があるんだから  (はると5歳)

バタバタと急いで夕飯の支度をしていた時のこと、
子 「絵日記書くね。お母さん今日何日だっけ?なんて書こうかな?」
私 「・・・・・」
子 「今日、何したっけ?ぼくの楽しかった事は何でしょうー。」
私 「うるさいなぁ。少しは自分で考えてみなさいよ。」
子 「答えてくれてもいいでしょう。お口があるんだから話せるでしょ。お母さんにお口が無いなら、ぼくは聞かないもん。」

なるほど、その通りだ。と納得しました。自分の都合ばかりで、子供への対応が疎かになっていたことを反省しました。
(2019/2/4掲載)
「ぼくだって頑張って絵日記書くんだから、ママも少しは協力して、楽しい時間にしてくれてもいいんじゃない?」というのが、幼児の言い分なのでしょう。ごもっともです。

図星  (たかと5歳)

息子 「ほんよんで〜!」
私 「たかちゃんが、ママに読んで聞かせて!上手に読むの聞きたいな ?」
息子 「・・・ママってさ、やりたくないときそういうよね・・・。」
私 「!?」


正解!!と褒めることもできず、本を読んで聞かせたことは、言うまでもありません・・・。反省させられました。気をつけようと思います。
(2019/2/12掲載)
たかと君、鋭いですね。ママだけでなく、大人はちょっとズルイところがあって、自分でやるのが面倒なときなど、このセリフを言います。でも、実は、子どもに見抜かれているかも。

せっかくの休み  (りゅうき5歳)

ある日曜日のことでした。
子 「ママ、何おこっとるん?」
と、今さっきまで遊びに夢中だったはずの息子が、私に聞いてきました。内心ギクリとしながら、私はごまかす様に、
私 「え?怒ってないよ。どうしたん?」
と言うと、真剣な声で、
子 「せっかく休みで、家族が一緒に居るのに、もっと楽しい顔しやないかんよ。」
とひとこと。朝から忙しくて、少し余裕のなかった私は、きっと子どもからすると、怖い顔をしていたんだろうと思います。息子に言われて、せっかくの休み、気持ちに余裕をもって、家族の時間を楽しく過ごすという大切なことに気付かされました。
(2019/1/28掲載)
りゅうき君の言う通り。家族が一緒に居られて、みんな元気に過ごしていたら、それを当たり前と思わず、感謝しないといけないですね。そうすれば、自然に笑顔になれるような気がします。

そんなに言うなら  (女子4歳)

我が家には、7ヶ月になる次女がいます。その日も、長女の幼稚園のお迎えの車の中で、次女が大泣き。私は、またか…と思い、
私 「あ〜あ、また泣いてるよー。」
娘 「……。」
私 「いい加減、泣き止んでよー。」

すると助手席で黙って聞いていた長女が、
娘 「ママ、どうして赤ちゃん生んだの?そんなに言うなら生まなきゃよかったやん。妃莉ちゃん、かわいそうだよ。」
長女の、思ってもみなかった言葉に、私はドキッとさせられました。そして、自分の気持ちの余裕のなさに大反省…。
「ごめんね。」
(2019/1/21掲載)
4歳の女の子が、こんなに鋭いことを言うなんて、本当に、ドキッとします。赤ちゃんは泣くのがお仕事、と分かっていてもイライラしてしまうのがお母さんですが、この一言には反省ですね。

大人っていいなあ  (りゅうき5歳)

子 「ママ〜大人っていいなあ〜。」
私 「どうして?」

私は、心の中で、何がいいのかなあとワクワクしていました。
子 「だって、何かして〜とお願いしたら、ちょっと待ってねと言って、すぐに忘れてしまうから、嫌なことがあってもすぐに忘れられるんじゃないの?」
この言葉を聞いて、ドキッ!!としました。忙しさのあまり、ついうっかり忘れてしまっていたことを、こんな風に思っていたなんて。子供の成長を喜ぶ反面、深く反省させられました。心にしっかり刻んで忘れないからね。ごめんね。
(2019/1/15掲載)
幼児から見たら、大人は好きなときに好きなことをやっていて、子どもの要望には、「ちょっと待って!」「あとでね」を連発して忘れてしまう、羨ましい存在なのでしょうね。

ありがとう  (よしひと5歳)

一歳半を過ぎ、やりとり遊びができるようになった下の娘。今日も何度もおもちゃのスイカを手に、「どうぞ」「どうぞ」の繰り返しです。私が、
母 「はいはい、本当はいらないけどね。」
とスイカを受け取り、何気なく娘に答えると、それを聞いた息子が、
子 「ママ、まずは『ありがとう』でしょ。せっかく佳奈ちゃんがママにあげたいと思ったんだから、ありがとうと受け取ってあげたら、佳奈ちゃんも温かいきもちになるよ。」
その時、はっと大切なことに気付かされました。
よし君、これからも優しいお兄ちゃんでいてね。
(2019/1/7掲載)
同じことの繰り返しに、ちょっとうんざりしていると、このお母さんのような言葉は出てきますよね。何度でも、笑顔で、「ありがとう」と言えればいいのですが、現実は……。

後でね  (えりか6歳)

夕方、夕飯の支度で忙しくしている時に、
娘 「ねえ、ママ絵本読んで。」
母 「うん、でも今忙しいから後にしてくれる?」
娘 「え〜!」

夕食も終わり、後片付けをしている時、
娘 「ママ、今度は読んでくれるでしょ。」
母 「でも、ママ、後片付けしないといけないから、後にしてくれる?えりちゃん、今のうちにキラリの宿題やりなさい。」
娘 「後でね!ママは、いつもいつも後で後でって、いつの後なのかわかんないよ!だからえりちゃんも後で。」

という言葉を聞いて、はっとしました。最近、「ママ〇〇して」と言われても、「後でね」と言ってました。子供が母を求めている時に、もう少し子供に向き合ってあげないと、と反省させられました。
(2018/12/25掲載)
「早く!」と「あとでね」は、お母さんが毎日頻繁に使う言葉で、同時に、幼児が嫌う言葉です。幼児でなくても、自分がこの言葉を頻繁に言われたら嫌ですよね。反省しましょう。

ごめんなさいとありがとう  (ふみな5歳)

私が、アイロンがけをしていた時のこと。
娘 「ママ!歯が痛いよ!」
母 「もうちょっとで終わるから…もうちょっと待ってて…。」

私をじーっと見つめ、落ちついた優しい口調で、
娘 「ママ、あのね、アイロンをかけるより、ふうちゃんの歯が痛い方が大事なのよ。大事なんだから…。」
母 「そうだったわね。ごめんなさい。」

毎日、気忙しく過ごしていたせいで、大切なことを見失っていたママを許してね。うっかり屋のママを決して責めず、いつも優しいふうちゃん、ありがとう。
(2018/12/17掲載)
あとちょっとで家事が終わる、という時に声をかけられると、つい出てしまう言葉、それが「ちょっと待ってて」。全国のお母さんがよく使う言葉のトップ3に入るでしょうね。

おこりかた  (しんのすけ5歳)

「うんちー」と叫んでトイレに入った息子が、すぐに、「ママー、話があるから来て。」と呼んだ。
(なんだろう…)と思って行くと、
子 「階段に座って。」
と、便座に座る自分の目線に、私を座らせた。
子 「あのね…、ぼくね、ママの怒り方が怖いの。さくら(妹一歳)も、だから泣いちゃうんだと思うよ。怒るんじゃなくて注意したら?」
と、しっかり私の目を見て言った。
ずしんと、心に響いた。いつも、ガミガミ上から怒っていた自分の姿を反省し、ちゃんと目を見て、穏やかに言った方が、心に残るものだと息子に教えられた。
(2018/12/10掲載)
感情的にガミガミ言うのではなく、目を見て穏やかに注意する。その方が母も子も幸せなのはわかっていても、現実にはなかなか出来ないのが人間ですね。

あとでね!  (ひでき4歳)

子 「ママー見て見て。ママーちょっと来てー。」
母 「わかったー、ちょっと待ってー。」
子 「早くー来てよぉー。」
母 「あとでね。」

そんな当たり前の会話の時、いつもは不満げに待っている息子が、
子 「なんだ〜、又『あとで!』なの?! 又今日も、あとで!かよー。」…
「じゃあさー、あとでがあれば先に何かあるのかよー。」
母 「そうですね。そうでした。」

息子にとってみれば、「今」なんですね。私が自分の用事を、「あとで」にすれば息子の「今」が満足するんです…。
息子に教えてもらいました。
(2018/12/3掲載)
ついつい出てしまう「あとで」の一言。自分のやっていることの方が大事と言わんばかりに自分を優先してしまう大人。幼児の主張、よくわかります。

子供は大変  (いちか4歳)

先日、次女が生まれ、二人育児の忙しさから、姉となった一花に、「良い子」を求めてしまっていたある日、
娘 「子供って大変だよね。」
祖父 「どうして?」
娘 「だって、わたしが頼んでも、ママはダメとか、あとでって言うのに、子どもは何にでも、ハイって言わなきゃいけないもんね。」

ふだん、いかに、「〜しなさい」と言っていたか。自分の都合で子供を動かしていたことを反省。オニババ化する前に気付かせてくれた娘に感謝…。でも、直せるかな?正直、ママには難しい課題だ。
(2018/11/26掲載)
ママは自由に使えるのに、幼児が使えなし言葉の一つが「あとで」。幼児がこの言葉を使ったら、きっと怒られます。理不尽ですね。いちかちゃんの言う通りです。

いたわりの言葉  (しょうた5歳)

夕方二人で散歩に出かけた。ぶらぶら歩いていると、息子は思いっきりこけてしまった。ま、もう大きくなったし、一人で起きるだろうと見ていると、
子 「お母さん。僕のこと、かわいそうだと思わないの?ぼくはお母さんがこけたら、かわいそうだと思うのに、お母さんは僕に、大丈夫?って言ってくれないの?」
と今にも泣き出しそうな顔。そういえば、「痛い!」と言うと、必ず、「お母さん大丈夫?」と心配してくれる。
母 「ごめんね。お母さん悪かったよ。しょうたのこと、かわいそうだと思っているよ。大丈夫?」
と抱きしめた。
痛みよりも言葉をかけてもらえない痛みが悲しかったんだなと反省。しょうた、ごめんね。
(2018/11/19掲載)
大好きなお母さんが、自分のことを気遣ってくれない寂しさを感じたのでしょうね。こういう場面での対処は、過保護になってもいけないし、意外に難しいです。

ぼくも抱っこしてほしい  (しんご5歳)

ある晩の夕食前に、弟がぐずっていました。弟を抱き上げようとした時、
子 「ママ、僕ねー。」
母 「ごめんね。ちょっと待っててね。」

弟を抱き、寝かせた後、
母 「さっきはごめんね。今日はしんごの好きなお魚だよ。」
そう取り繕うと、
子 「僕はカレーがいい。」
と泣き出しました。訳が分からず抱き寄せると、
子 「僕も大ちゃん(弟)みたいに、抱っこしてほしかったの。カレーじゃなくてもいいよ。」
とぽつりと言いました。
母 「そうだったの。気がつかなくてごめんね。」
普段は、「弟は僕が守る」と張り切っているしんご。その裏で相当我慢していることを、初めて告白してくれた貴重な日でした。
(2018/11/12掲載)
弟は僕が守ってあげる。そう思う半面、自分もお母さんにもっともっと甘えたいのが幼児。弟妹ができたお兄ちゃん、お姉ちゃんは、みんなそう思っているはずです。

ママ、ありがとうは?  (ひとみ3歳)

最近はよくお手伝いをしてくれる娘。それなのに……
食事の用意をしている時、
娘 「これ運ぶの?」
母 「そうよ。」

食卓に、危なげな手つきで運んでくれる。
母 「もういいよ。」
母の言葉を聞こうともせず、これも、これもと、こぼしながら運んでくれる。
少しイライラ。
母 「もうこぼすからいい。」
娘 「ママは、ありがとうって言えないの?」
母 「……」

一生懸命手伝ってくれた娘のさりげない言葉に、少しイライラして、「ありがとう」が言えなかった私。親の方が勉強しなくてはいけないと思った一瞬でした。
(2018/11/5掲載)
「もうこぼすからいい。」と言うお母さんの気持ちもよくわかります。でも、「ママはありがとうって言えないの?」の一言は、グサッと心に突き刺さり、大人の結果主義を反省させられます。

もっと探して  (るみ5歳)

ある日、るみが近所の奥さんとスーパーへ行き、帰宅した時のことです。
娘 「あのねママ、岸田のおばあちゃん、昨日、○○○○(スーパーの名)に傘忘れはってん。それで今日、レジの人に、傘の忘れ物ありませんか?って聞きに行ってんけど、その人、ちょこちょこ探しただけで、『ありません』って言うねん。(力強く)どー思う?」
私 「もっと探してほしいねぇ。」
娘 「うん。それが目の見えない人や、足の不自由な人の杖やったら大変なことになってるでぇー。こんな探し方やったら、絶対にあかんねん。今度あのレジの人見つけたら、るみ、睨んどくわ。」
私 「……」

なんて優しい子なんだ(親バカ)と、感動した出来事です。
(2018/10/29掲載)
優しさだけではありませんね。自分の考えをしっかり持ち、意志の強さを感じます。

『優しく』『ゆっくり』  (けいしゅん6歳)

母 「明日は、けいしゅんのお誕生日だね。何かお母さんにリクエストある?」
(夕飯は○○にしてね!)的な答えを期待した私。ところが、息子は穏やかに、
子 「うーん。お母さん、あのさ、優しくなって。」
えっ!?そっか…普段「お片づけしなさい!」とか、ガミガミ言い過ぎているよね…。これからは優しくお願いするね。と反省。
子 「それからさ…もっと、ゆっくりになって。」
ええっ!?…そっか、普段、「早く早く」って急かしちゃっているよね…。これからは、お母さんがゆとりをもつようにするね、とさらに反省。
明日、6歳になる息子よ、お誕生日にこんなリクエストをさせてしまってごめんなさい!お母さんは、『優しく』『ゆっくり』を、これからずっと心がけます。大事なことを教えてくれてありがとう!
(2018/10/22掲載)
お誕生日にほしいものが、お母さんの「優しさ」と「ゆっくり」とは、何だかちょっと切ないですね。でも、同じ思いを持っている幼児は、意外に多いかもしれません。

帰ってこないよ  (りょうた3歳)

子どもが悪いことをしたので、
母 「悪いことばかりしていると、お仕事から帰って来ないよ。」
子 「怒ってばかりいると、幼稚園から帰って来ないよ。」

(2018/10/15掲載)
ちょっと脅かしたつもりが、逆に脅されてしまったママ。しかし、言葉を覚えたての3歳児の見事な切りかえしには、「座布団3枚!」

生きる力  (らん3歳)

娘が幼稚園で毎朝泣いていることを知り、
母 「らんちゃん、幼稚園楽しい?」
娘 「うん。たのちいよ。」
母 「そう…でも、毎日エンエンしてるんでしょ?どうして?」
娘 「いいの!らんちゃん、わかってるから!!」
母 「何が?」
娘 「あやこ先生は忙しいから、泣いてる子しか抱っこできないの!だから、らんちゃんは泣いてるの!!」
娘 「一回泣けば気が済むんだから!いいの!!」

想像もつかなかった娘の言葉に唖然とし、これも『生きる力』なのかなあ?と苦笑。
(2018/10/9掲載)
まさか、そんな理由で泣いているとは、お母さんも先生も夢にも思わないでしょう。幼児が「泣く」理由は、思った以上に幅が広いかもしれません。

好きにしなさい  (ゆうしょう6歳)

子 「ママたちが、『好きにしなさい』って言う時は、本当に好きにしてもいいの?本当は好きにしちゃダメなの?」
息子の質問にドキッとしました。詳しく聞いてみると、公園で遊んでいた親子を見た時の話のよう。いつまでも遊んでいて帰ろうとしない男の子に、お母さんが放った決め台詞が、「好きにしなさい!!」。
そのお母さんの気持ちを、息子に分かるように代弁すると、
子 「じゃあ、お母さんは嘘をついたの?」
嘘ではないのだけどね。でも、思っていることと違う事を言っているよね。言葉に裏の意味があるよね。言ってしまいがちなその言葉に、自分自身、考えさせられた出来事でした。

(2018/10/1掲載)
「好きにしなさい」=「いい加減にママの言うこと聞きなさい」などとは、幼児は思わないのでしょうね。こんなことからも、「大人はうそつき」と思われるのかな?

ママ、嘘つきはダメだよね……  (みずき5歳)

年長になる娘と、買い物に行ったときのことです。いつものようの、娘はおもちゃを欲しがりました。
私 「また今度ね。今日はダメだよ。」
と口癖のように言うと、
娘 「ママは、『明日ね』とか、『今度ね』とか言うけど、本当は明日も今度もないくせに……。」
と言いました。
私は、心にズキッときました。「嘘をついちゃだめだよ。」と教えていた自分が、娘に対して嘘を言っている んだなぁと反省しました。
これからは、ダメなものはダメと、はっきり教えて、約束したら必ず守ってあげようと思いました。
(2018/9/25掲載)
「すぐ忘れてしまうだろう」と思ってか、大人はその場逃れの言葉を幼児に言いがちです。しかし、幼児は忘れず、よく覚えています。大人は自分の言葉に責任を持ちましょう。

ママもね  (ゆうま4歳)

子 「愛ちゃん(2歳の妹)は、遊んでばかりでいいなぁ。」
私 「なんで?」
子 「だって、悠君は、絵日記とか忙しいんだもん。」
私 「絵日記も遊びみたいやん。楽しんでやればいいのよ。」
子 「そうだねー。じゃあ、ママも料理楽しんでやればいいとよ!何でも楽しんでやればおもしろいよ!!」
私 「……そうだね。」

息子に一本とられました。子どもに教えているのに、親の自分はできていないこと、いっぱいあるなぁ…。
何でも楽しんでやることが一番ですね。
(2018/9/18掲載)
「言うは易し、行なうは難し」。楽しんでやれば楽しくなるのに、なかなか自分の心を操れませんね。これは、幼児も大人も同じかもしれません。

耳掃除した方がいいよ  (たいき4歳)

お風呂のあと、耳掃除をしてあげたら、
子 「ママ、ママも耳のお掃除した方がいいんじゃない?だっていつもぼくが、ママー、ママーっていってるのに聞こえないでしょ。」
母 「……」

日頃、忙しさにかまけ、待たせているのが日常化しているのにも気がつかなかった自分に、赤面する思いでした。そして実は、さっき耳掃除をしてきたなんて、言えるはずのない母でした。
(2018/9/10掲載)
ママの耳には聞こえているけれど、ママの心には届かない。ママは、やることがたくさんあって、心の扉は、なかなか全開できないのではないでしょうか。

どうして大人になると……  (あやか6歳)

昨今のニュースを見ながら…
母 「恐ろしい世の中になってきたなぁ。絢花も気をつけないとね。いい人もたくさんいるけれど、悪い人もたくさんいるから。」
(しばらく間があって)
子 「あのさー、どうして大人になると、悪い人になっちゃうの?赤ちゃんのうちから悪い人なんて、どこにもいないのに…。」
一瞬、何と答えたら良いのか言葉に詰まってしまいました。本当にそうですよね。赤ちゃんや子どもの頃は皆、真っ白な心を持っているはずなのに…。
(2018/9/3掲載)
たしかに、いつから、何がきっかけで、悪い人になるのでしょう。あやかちゃんが言うように、「赤ちゃんのうちから悪い人はいない」ですよね。

忘れないで  (たいせい4歳)

出かけようとして忘れ物を取りに家に戻り、靴を脱いだ時、
子 「お靴を脱いだらきちんと並べなきゃいけないんだよ。」
母 「そうね。でも今、急いでるから……。」
子 「でもねえ。きちんと並べないと、お靴どこかに行っちゃうよ。」

面倒くさそうに並べる私の姿を見ながら、
子 「ぼくが、幼稚園に行っている時も、きちんと脱がなくちゃいけないよ。ママすぐ忘れるでしょ。」
親のふり見て我がふり直せか?参りました。
(2018/8/27掲載)
大人の都合は、幼児には通用しません。「いかなるときも、決められたことは守る」という融通のきかないところが幼児らしいです。ママのことも、よくわかっているようですね。

お耳  (たくや4歳)

何度言っても言うことを聞いていない息子に、
母 「たっくんはお耳がないの?」
ときつく叱ると、
子 「お母さんが怖く言うから、たっくんのお耳、どっかに行っちゃったよ。お母さんがやさしく言ったら帰ってくるよねー、お耳。」
まったく耳の痛いお言葉に反省した母でした。
(2018/8/20掲載)
お母さんの言葉に、「うるさいなあ。」などと言わすに、上手く返したたくや君。こんな言葉を返されたら、お母さんは自然に反省してしまいますね。

すぐに許したらいいんじゃない?  (れんたろう5歳)

夫と実母に、私が意図していたことが伝わらず、「そんなつもりではない!!」と言ってもわかってもらえず、怒りがヒートアップしている私に、5歳になった息子が、
子 「ねえママ、だからその強い言い方はもうやめない?」
と優しい口調で言ってきた。
子 「ママは、自分が傷ついた時、強い言い方になるよね。でもそういうと時は、すぐに許したらいいんじゃない?ぼく、ママの怒った声聞くと、怖くて泣きそうになる。」
とまた優しい声で話してくれた。
私 「あー、本当にそうだよね。」
とスッと肩の力が抜け、二人で笑顔に。いつもたくさんの気付きを本当にありがとう。
(2018/8/6掲載)
冷静にして細かい観察力があるれんたろう君。「ママの怒った声聞くと、怖くて泣きそうになる。」の一言は、ママに優しい心を取り戻させましたね。

父と子の会話  (だいすけ5歳)

子 「お母さん、のどかわいたけんジュース買って。」
母 「ダメ、お茶があるでしょう。」
父 「大輔、甘いジュースばかり飲んだら骨が解けてしまうぞ。」
子 「タバコばかり吸うお父さんに言われたくないな。」
父 「……。」

(2018/7/30掲載)
大輔君のご意見、ごもっともです。お父さん、返す言葉がないですよね。あっぱれ、大輔君!

ぼくはまだ…  (しゅうと4歳)

ある日、いつもいたずらする息子につい、
母 「もう4才の年中さんなんだから、いたずらしないの。」
と言って、手を叩いてしまいました。すると、いつになく怒った様子で、目に涙をためながら、
子 「ちがうもん。ママやパパが遊んでくれないから、いたずらするんだもん。それにぼくはまだ4才だもん。4回しか誕生日してないもん。ママやパパは、数字が2つもあるのに。まだ抱っこしてほしいんだから。もうじゃなくて、まだ4才だもん。」
と大声で、涙ぐみながら言われてしまい、唖然として何も言えなくなった私。
父 「柊斗。パパはわかるから、抱っこしてやるからおいで。」
と先に優しさを見せられてしまい、やるせない気持ちになりました。でも、たしかに、少しずつ成長している とは言え、まだ4才。まだ4年しか生きてない、まだまだ赤ちゃんですものね。柊斗、わかってなくてごめんなさい。
(2018/7/23掲載)
「もう」なのか、「まだ」なのか。大人は都合よく使い分けますが、幼児からしてみれば、「まだ」なのでしょうね。まだ4年しか生きていないのに、柊斗君の発言は立派!

わざとじゃないよ  (ひでたか4歳)

息子が楽しそうにおしゃべりをしながら、おやつを食べていた時のことです。飲み物の入ったコップを倒してしまい、私が少しきびしく注意しました。息子は静かな声で、
「ママ、ママも4才の時、そんな風にきびしく言われたら悲しかったでしょう。自分がされていやなことは、人にもしないんだよ。僕もわざとこぼしたんじゃないんだから……。」
と涙をこらえながら、おしぼりでジュースを拭く姿を見て、感情的になって叱ってしまい、恥ずかしくなり、息子にあやまりました。
私自身、4才の時は、もっとぼんやりしていて、急がされたり叱られた覚えがないのに、息子には求めすぎているのかもと反省した出来事でした。
(2018/7/17掲載)
わざとじゃなくても、粗相をすると思い切り叱られることが多い幼児たち。涙をこらえ、おしぼりで拭いているひでたか君の姿を思い浮かべると、こちらも涙です。

大人なんだから  (4歳女子)

ある夜のこと。一歳の娘の機嫌が悪く、泣き喚いたり、物を投げたり、手のつけられない状態でした。最初は抱っこしたり、なだめていた私でしたが、ついに堪忍袋の緒が「ブチッ!!」
母 「いい加減にして!!何なの?何がしたいの!?」
つい感情的になってしまった私。すると、
娘 「ママは、もう35歳で大人なんだからムキにならないの。泉水(1歳の妹)は、まだ1歳なんだから。」
この一言に、「ハッ!!」(そうだ。この子はまだ1歳だった……)
4歳の娘の一言に冷静になれた私でした。
(2018/7/9掲載)
前作に続いて、幼児の素晴らしい切り返し。「大人は言うだけで、自分はやらない。いいなあ」という思いは、多くの幼児が感じているようです。

ママの見てみたい  (なおき4歳)

日記を書く事が最近嫌になり始めた尚樹。
母 「もうそろそろ今日も日記書こうか。」
息子 「今日はもう眠くて書けないから明日書くね。それでね、ぼく、たまにはお母さんの日記、見てみたいんだけどなあ。」

お母さんが書いていないのに、自分だけ書かされるなんていやだよね。お母さんもがんばるから一緒に書こうね。
(2018/7/2掲載)
前作に続いて、幼児の素晴らしい切り返し。「大人は言うだけで、自分はやらない。いいなあ」という思いは、多くの幼児が感じているようです。

窓から出すと  (まさと5歳)

車に乗って暑くて窓を開けて走っていた時。
母 「窓から手や頭を出しちゃだめよ。手、なくなっちゃうからね。」
子 「分かってる。」
 しばらくして私のヒジが窓から外に出ているのを見て、
子 「ママ、ヒジ出てるよ。」
母 「うん。大丈夫、気をつけているから。」
子 「どうして大人はいいの?」
母 「どうしてって……。」
子 「大人も危ないんだから、手、入れてね。手、なくなっちゃうよ。」
 私が言った事、そのまま子どもに言われてしまいました。
子どもに対して言った言葉は、ブーメランのように、自分に返ってくることを、大人は忘れてはいけませんね。

鏡の前で  (侑太の兄4歳)

ある日、いつものように、いたずらばかりする兄弟を叱りつけていると、
兄 「ママ、鏡の前に立って。」
と、私を姿見の前へ。私の前に自分が立ち、続いて、
兄 「侑太(弟)、僕の前に来て。」
と、弟を自分の前に立たせます。
弟を先頭に三人が並んだところで、
兄 「ね、ママ。僕はママより全然小さく、侑太はもっともーっと小さいんだよ。まだまだ知らないこと、いっぱいあるから、教えてくれなきゃ。」
ついつい怒るばかりですが、まだまだ確かにあななたちは、小さいね。反省です。
4歳にして冷静。その上、理路整然とした言葉。反論の余地がありません。どこで、学んだのでしょう。恐るべし4歳児!

かなしかった気もち  (せいら4歳)

ささいなことで、泣き出すまで娘を叱ってしまった時のこと。
娘 「どうしてママは、そんなに怒るの?ママは小さい時、怒られたことないの?かなしかった気もち、覚えてないの?」
自分のことに置き換えられ、何も言えなくなってしまいました。かなしかった気もち、よく覚えているよ。話せばわかることだったよね。かなしかった気もちだけ残してしまってごめんね。
大人は、ついつい大人の目線で、注意したり怒ったりしてしまいます。 「かなしかった気もち、覚えてないの?」の一言は、心に突き刺さります。

どうして子どもばっかり  (あさたか4歳)

最近は、すぐに上の兄と、寄れば触ればすぐ喧嘩が始まり、泣いてばかりいます。そんなある日の夕方、また喧嘩になり、痺れを切らした私は、
母 「なんでアンタたちは、喧嘩ばかりして、仲良く遊ぶことができないの!!」
と、怒ってしまいました。
それに対して、息子は泣きながら、
子 「どうしていつも子供ばっかり怒るの?パパとママだって喧嘩する時あるのに……。」
と言われ、私ははっとし、言葉を失いました。
子供は、大人の言動をよくみていますね。子供の一言は、時に我々大人の反省のきっかけや感動の材料になるのですね。
子どもに対しては叱るのに、大人自身が守っていないことはたくさんあります。 子ども達は、それをしっかり見ていますね。「言うは易し行うは難し!」

いばりんぼだから  (いぶ5歳)

夕方、パパがいないけれど、家族三人で外食に行ったとき、待ち時間の長さに裟羅がグズリ出してしまった。食べ物が出てきても大声で泣き始め、私はイライラしてしまい、
私 「ちゃんと座りなさい!!」
  「何でスプーン投げるの!きちんとしなさい!!」
  「うるさいでしょ!泣かないの!!」

と逆に怒ってしまった。それを見ていた衣舞が、
娘 「ママー、ママがそんなにいばりんぼして喋ってるから裟羅がもっと泣いちゃうんだよ!!」
とポツリと言った。一瞬、ハッとして言葉に詰まってしまった。娘に落ち着きの心を取り戻させてもらった瞬間だった。
衣舞のおかげで皆に笑顔が戻り、おいしく食事が出来た。
イライラしていると、語気も強くなり、投げつけるような言い方になります が、それは火に脂を注ぐのと同じ、ということを教えてくれたんですね。

かわいくね  (かいせい4歳)

息子は4歳。随分落ち着きましたが、1歳の弟はやんちゃ盛りです。危ないこともたくさんするので、私も日々余裕なく叱ってしまうのですが、そんなときに息子が一言。
息子 「きびしくする時ほどかわいくね、ママ。こわく言ってもきかないよ。」
昔読んだ、北風と太陽の絵本を思い出しました。無理やり何かさせようとしても、本人の気持ちに届かなければ意味が無い。
息子は、自分がこわく言われたくなくて言ったのかもしれませんが、はっとした一言でした。そして、そんな大人びた息子の物言いが、可愛らしくて笑ってしまいました。
怖い声で脅かすように言っても効果はなく、逆にもっと言うことをきかなくなる。 しかし、「かわいく言う」には、人間修行が必要ですね。

頼りになる兄  (けんた5歳)

私が2歳の妹に腹を立てていると、5歳の兄が私の所へやってきて、
息子 「ママはどうしたいの?許してあげたいの?それとも、もっと怒りたいの?」
と聞いてきました。
私  「もちろんもう怒りたくないよ。でも、まだ気持ちの整理が出来ないの。」
と答えると、
息子 「そういう時はね、ぎゅっと抱っこしてあげればいいんだよ。それで仲直り。」
と教えてくれました。 仲直りするきっかけを与えてくれたお兄ちゃんに感謝すると同時に、お兄ちゃんてすごいなぁと、感心してしまいました。
お兄ちゃんは、ママの気持ちも妹の気持ちもわかるのかな? 確かに、ぎゅっと抱きしめれば、かたまった心は解けていきますね。
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