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10秒の泣き笑い ノックアウト科

クリスマスプレゼン  (まさひろ6歳)新着

私は仕事をしており、時折、ベビーシッターさんに頼むことがあります。
クリスマスも近くなったある日のことでした。正浩が0歳のときから、みてもらっている中村さんというベビーシッターさんが聞いたそうです。
「正浩君、クリスマスプレゼントは何がいい?」
すると正浩は、こう答えたそうです。
「中村さんがいるだけでいいよ。」
それを聞いた中村さんは、嬉しくて、娘さんにその言葉を話していました。
その2ヵ月後、中村さんは急な病で亡くなってしまい、この話を娘さんが、泣きながら話してくれました。
そばにいることが、どんなプレゼントよりも大切なことだと、改めて強く感じました。私は、仕事のため、毎日ずっと一緒にいられるわけではないけれど、一緒に過ごせる時間は、何よりも大切な貴重な時間です。これからも、できるだけ傍にいてやりたいと心から思いました。
(2018/12/25掲載)
中村さんとまさひろ君から、素敵なクリスマスプレゼントをいただいた気分です。

しあわせな顔  (ひろや5歳)

久しぶりに家族みんなで旅行に行った時のこと。ホテルの部屋に通されてベランダに出てみると、目の前には真っ青な海と空。普段は見ることができない素晴らしい景色に、私たちがしばらく見とれていると、息子は一人、景色は見ずに私たちの方を見てニコニコしていました。
私 「ひろくん、見てごらん。とってもきれいだよ。」
と言って景色を見せようとすると、ひろやが、
子 「パパもママもみーんな、しあわせ顔しているねぇ。よかったねぇ。」
と一言。普段忙しい私達は、どんな表情でいるのだろう?もっとゆとりを持って、子供と接するようにしたいと、反省した瞬間でした。
(2018/12/17掲載)
パパもママも、普段とは明らかに違う表情をしていたのでしょうね。その表情を見て、「よかったねぇ」と言えるひろや君、いいなあ。

ママのそばに  (あゆ3歳)

狭いアパートに四人暮らしの我が家。ある日、
母 「もっと広いお家に住みたいね。そうすれば、あゆのお部屋もできるよ。」
と話していると、
娘 「お部屋はいらないの。お部屋が出来たら、ママ、もっと遠くに行ってしまいそうなの。そばにいてほしいのよ。」
と悲しそうにつぶやく娘。
ハッとしました。弟が誕生してから愛情が半分こ。この一年間、ママのそばにはいつも弟がいて、寂しくてママの枕を抱っこして眠った夜もあったよね。
母 「今までごめんね。ずっとそばにいるからね。」
としっかり抱きしめました。
(2018/12/10掲載)
ママのそばにいられることが幸せ。家が広いか狭いかなんて、あゆちゃんには、どうでもいいことなのでしょう。

だいすきなともだち  (はすね3歳)

3歳の娘は、この日初めての体験をした。
母親である私の友人の子供は手がないのだ。生まれたときから片側の手がない。子供たち同士も同級生の私たちは、数年ぶりに再会し、子ども達を連れて遊びに行った。
娘に、何と説明するべきか考えていた。
「どうして?」「いたいの?」「おもしろい!」
そう思うのは当たり前だ。初めて出会うことだ。
自分と少し手の形が違うだけ。好きな遊びも同じで、何でも一人で出来るし、泳ぐのも得意。皆と違うから、彼にしか出来ない遊びもある。
子供達は、とても楽しそうに遊び、はしゃいだ。娘は帰りに、
「彼が一番大好き。」
と言った。
(2018/12/3掲載)
見た目は、自分の周りの人とは違っても、心は通じ合い、響きあうものがあったのでしょうね。だから、「彼が一番大好き」という言葉が出たのだと思います。

つよい  (たつひろ6歳)

子 「こわい。」
テレビ番組を観ていた息子が言った。病気により全身が棒のようになっていく女性の話でした。しかし、番組が進むにつれて、息子の表情が変わってきているのに気づいたので、
母 「どうしたの?」
子 「この女の人、すごいね。」
母 「どうしてすごいと思う?」
子 「だって、体があんな風になってるのに、泣かないで、周りの人に、ありがとうって言えるし。強いと思わない?」

彼女の懸命に生きる姿から、心の強さを感じた息子に、また成長を感じました。
(2018/11/26掲載)
難病の女性の生き方を見て、幼児がこんな風に考えるなんて、多くの大人は知らないのではないでしょうか。たつひろ君の感受性、すごいです!
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