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10秒の泣き笑い 幼児ならでは科

これも雑草?  (あん6歳) 新着

おばあちゃんと娘は、保育園に行く道々、道端に生えている雑草を抜きながら行きます。
子 「これは雑草?」
祖母 「そうそう。お願いします。」

時間がかかりますが、二人の楽しいひと時です。
娘が黄色い小さな花を咲かせている雑草を見つけました。
子 「これも雑草?」
祖母 「そうそう。お願いします。」

娘は小さな花をじっとながめて、
子 「小さくてかわいいお花が咲いているのに、雑草って呼ばれてかわいそうやね。」
と言いました。
雑草と、そう呼ばない草花は、何が違うのか。未だに答えが見つかりません。
(2019/3/18掲載)
虫でも花でも、大事にされるものと、殺されたりむしられたりする違いは何なのか。幼児にとっては、きっと納得できないことでしょうね。

まんまるホットケーキ  (たいが4歳)

朝ごはんに、まんまるのホットケーキを焼いて、チョコで顔を書いてあげた時の事……。
母 「大きくなったから、ナイフとフォークで食べてね。」
子 「ママ、切れないよ。」
母 「どうして?フォークでおさえて切ってみたら?」
子 「かわいそうだよー。」
母 「なんで?」
子 「だって、ホットケーキさんが泣いてるよ。」
母 「……?」

息子のお皿をよく見てみると、鼻に見立ててのせたバターが、溶けて流れ出していて、まるで涙を流しているように見えました。忙しい朝に、ホッとできるひとときをくれた息子に感謝です。
(2019/3/11掲載)
お母さんの顔の絵が、上手であればあるほど、顔は切りにくいでしょう。まして、バターの涙を見たら……。その気持ち、大人でもわかります。

にじはごほうび  (けんすけ6歳)

子 「ねぇ ママ、にじってどうしてできるの?」
母 「どうしてかなぁ。」
子 「Mm・・・あっ、わかった。きっと、空からのごほうびやね。」
母 「ごほうび!?」
子 「うん。よく雨(のあいだ)がまんしたねって。きっと そうやわ。」

(2019/3/4掲載)
虹は、雨をガマンした良い子へのご褒美だったのか。一つ一つの出来事を、こんな風に、自分の生活感覚でとらえられるのは、幼児期ならではですね。

ありがとう  (きょうへい5歳)

習い事の帰り、車に乗り、駐車場の代金の精算を機械で済ませ、発車した時の事でした。
機械 「ご利用有難うございました。気をつけてお帰り下さい。」
母 「は〜い。気を付けて帰ります。」

何気なく独り言を言ったとき、突然後ろの席から、
子 「おかあさんありがとう。」
母 「え?」
子 「ぼくずっと、あの黄色い機械がかわいそうだと思ってたんだ。お返事してくれてありがとう。」

と笑顔で話しました。息子は、毎週利用するたびに、返事をしないで出発する私を後ろから見ていたのです。「お返事やご挨拶は、きちんとするのよ。」と日頃からうるさく言っている、返事や挨拶の大切さ、感謝の心を改めて子供に教えられて反省した日でした。
(2019/2/25掲載)
相手が人間であろうと機械であろうと、返事はする、お礼は言う。幼児は、すべてに対してそう思うのでしょうね。精算機、嬉しかったかな?

かわいそうな日焼け止め  (そあ5歳)

外遊びが大好きな奏亜。毎日のように顔と手足に日焼け止めを塗っています。ある夜、いつものように石鹸で顔と手足を洗っていると、
娘 「ママ、日焼け止めって、かわいそうだね。」
母 「どうしてそう思うの?」
娘 「だって、昼間はおひさまから守ってくれるのに、夜には石鹸で流されちゃうから。」
母 「そうだね。じゃ"かわいそう"じゃなくて、"ありがとう"って思えば、日焼け止めも嬉しいかもよ。」

その日以来、「ありがとう。」と言いながら洗っています。ものの立場や気持ちを考えることのできる子供の純粋さに、考えさせられる出来事でした。
(2019/2/18掲載)
「ありがとう」と言って、洗い流されれば、日焼け止めも嬉しいことでしょう。生き物だけでなく、自然にも、ものにもやさしい幼児たち。この心をずっと持ってほしいです。
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